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富士山の雑学

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東西に大きく伸びる静岡県は、数多くの地名や文化、言われや慣習など、その場その場で数多く存在します。
そういったところをじっくり観察していくと、今まで知らなかった新しい発見や、ルーツなどに触れられ、ますます静岡県を好きになることが出来ます。

そこで今回は、静岡人にも余り知られていない雑学をご紹介しましょう。
今回ピックアップするのは、これ無しでは静岡は語れない『霊峰富士』です。

富士山と言えば日本を代表する山で昔から多くの人に崇められてきました。
そんな富士山ですが、実は多くの雑学が存在しているのです。

ここでまずは富士山の一般的なデータについておさらいをしておきましょう。
海抜3776メートル、底面積900平方キロメートル、重さ2.9兆トン、体積1200兆リットル、東京タワー11.3本分の高さを誇り、東京湾を30回、琵琶湖を3回埋めることが出来ます。

【富士山の高さははっきりしていない!?】

富士山は日本一高い山として知られ、標高は一般的には3776メートルとされており、多くの教科書にそう記されています。
しかし、実はその高さまで行き着くまで何人もの人が計測を行いました。

最も古い記録では1727年に計測され、3886メートルでした。
その後に初めて日本の測量に成功したと言われている伊能忠敬も富士山の測量に身を乗り出し3927メートル。

1828年にはシーボルトの依頼で計測をした二宮敬作が3794メートルと計測、さらに浦賀沖に停泊していたペリー艦から計測された3794メートルなど複数の記録があります。

3774メートルと計測したのは当時の最新技術で計測した大成建設で、これが1993年のことです。
今からおよそ20年以上も昔のことなので、もしかしたら現在の最新技術を駆使し測ると、また違った記録が刻まれるかもしれません。

【富士山の最高登頂年齢】

富士山は毎年多くの人が登り初心者にも比較的登りやすい山です。
世界遺産に認定されてからは一層登山者が増え、外国人観光者の顔も良く見ます。

富士登山ですが、遊園地のアトラクションのような入場制限はなく、小さいお子さんからお年を召した高齢者まで多くの人が挑戦します。
もちろん体力があることが大前提ですが。

そんな富士登山、最高年齢で登頂したと言われているのが五十嵐貞一さんの103歳という記録です。
初めて登頂したのが75歳で比較的遅いものの、奥様が亡くなった翌年、91歳から毎年富士山を登り続けて打ち出した記録のようです。

【初めて富士登山を成し遂げた女性】

富士山は古くから霊峰とされ、霊峰とされた山はどこも女人禁制とされていました。
何でも女人が登山すると、山が怒り、天変地異が起こるといったようです。

富士山もまた例外ではなく、江戸時代は厳しく守られていたようです。
しかしそうはいっても女性でも登りたいには当然のこと。
信仰心があるのであれば当然の事です。

そこで正式な記録としては残されていないものの、富士登山を初めて行ったのは男装を施した女性とのことです。生まれは江戸の豪農の娘。
1832年の事でした。

ちなみに公式な記録としては、1866年、駐日英国公使のハリー・パークス夫人とのことです。

【初めて富士登山をした外国人が行った行為】

記録に残されている富士登山最初の外国人は初代イギリス公使、ラザフォード・オールコックで1860年のようです。

そんなオールコックですが、純粋に登山をしたいという気持ちではなく、当時締結された、「日英修好通商条約」の印象付けのためで、その中に記されている、「外国人は日本国内を許可なしに移動できる」というものでした。

そのため山頂についたオールコックは、火口めがけて何発ものピストルを発泡したようです。

【富士山の登山料問題】

世界遺産になってから、富士山でもようやく登山料というものが取られましたが、それは強制ではなく任意、しかも1000円というびっくりするほど低価格なので、外国人も驚きの色を隠せないようです。

何しろ海外では登山の金額が200万円だったりもするのですから。
任意で、しかも1000円ならこのまま綺麗な富士山を守ることは出来ません。

さて、今でこそ登山料を取られるようになった富士山ですが、実は富士山を信仰対象としていた戦国時代には登山料を徴収していたとのこと。

現在の吉田ルートに関所がおかれ、一人244文、現在で言う1200円ほどを領主、関所、登山道整備の職員に分配されていたようです。
江戸時代になるとその価格は半分になり、これが明治まで続きました。

【人々が富士山を掘った理由】

第二次世界大戦の最中、日本は明らかな石油不足により、富士山を1キロほど掘り進めたようです。
しかし驚くべきこのプロジェクト、何か根拠がありやっていたのではなく、富士山ほど凄い山なら石油ぐらい出るだろうと始められた無計画なものだったようです。

以上が静岡県民でも知らないような雑学の数々です。
初めて知ったことがいくつもあったのではないでしょうか。

この他にも雑学や発見は色々あるかもしれません。
自分で探してみるのも面白いでしょう。