文化と歴史と景観と。法多山お参りのすゝめ。
2016年に入りあっという間に半月が過ぎてしまいました。
正月ボケで仕事に身が入らなかった方もそろそろ毎日の習慣に慣れてきた頃だと思います。
さて、新年の行事といえば、初詣が大きなイベントとしてあります。
昨年の反省を省みて、気持ち新たに今年の抱負を抱く。
日本人であれば是非ともやって頂きたい行事ですが、みなさまはどこの神社に行かれたでしょうか。
もちろん予定が忙しくまだ行けてない方も居るかもしれません。
初詣といえば正月三が日までに行くものだという常識がありますが、実は1年中いつ行っても良いのです。
しかし、1月中で無ければおおよそ見当はずれな気がしてしまいます。
だったら行くのは早いほうが良いでしょう。
ではどこに行けば良いのか。どうせ行くならお守りなども欲しい。
そういった方は袋井にある『法多山』に行くことをオススメします。
法多山は袋井市が全国に誇る由緒ある神社です。
四季様々な催し物が開催され、連日賑わいを見せています。
そんな法多山を勧める理由をご紹介します。
法多山は袋井市の山の中にあります。
そのため車での来訪が必須です。
袋井バイパスから車で15分ほどの場所に位置しているので、近隣の市町村にお住みでしたらバイパスを使用すると良いでしょう。
渋滞なくスムーズに行きたい人は東名、新東名を使われるでしょうが、袋井で降りてからも少し距離があるため、東名とバイパスを利用するのが最も早く行ける方法ではないでしょうか。
法多山までは広く整備された道と丁寧に看板まで出されているのでアクセスは容易でしょう。
駐車場は500円で利用でき、駐車スペースも充分取られているため極端に混雑しなければ駐車は可能です。
車を置いて奥へと進むとまずは大きな門が迎えてくれます。
催事の期間などは出店も並んでいるため、大いに賑わいます。
【魅力-1 スピリチュアルな景観と、着いた時の達成感】
門を抜け直進すると道はしばしば二股(直進と左手)に別れます。
しかし左は参拝を終えた方専用なので、ひたすら直進しましょう。
薄暗くなると灯籠にに光が灯り、それはそれは幻想的な雰囲気を味わえます。
10分ほど直進をすると階段があり、そこを登るとようやく本殿が姿を見せます。
本殿は大層立派で厳かな雰囲気も醸し出しているため迫力があります。
また道のりも比較的長かったため、達成感を感じることでしょう。
静岡県にある有名な神社でも、敷地面積はここまで広くないため、境内に入り本殿にお参りをするまで10分ほど、その後境内の歴史などを感じおみくじなどを引いても30分ほどで飽きが来てしまうでしょう。
しかし法多山では本殿に着くまでは長い道のりが待っています。
道中には四季折々様々な自然が広がっており神秘的な景観さえ望むことが出来ます。
【魅力-2 ここでしか買えないお守り】
本殿左手では各種お守りを購入できます。
法多山では他の神社と比べ、独自にデザインをした個性的なお守りが強い人気を誇っています。
『古代裂御守袋』と言い、日本伝統のデザインが表現されており種類も20ほどあります。
今年は申年ということもあり、猿をモチーフにしたデザインも加わりました。
お値段も300円と非常に手頃です。
【魅力-3 やっぱり最後は厄除けだんご】
参拝、お守りの購入が終われば次はおみくじ。
おみくじは100円で引くことが出来ます。
おみくじが済んだらいよいよ帰路に着こう。
普通はこうなりますが、法多山に来たのであれば『厄除だんご』を買うべきです。
純白のお餅にどっさりとあんこが乗せられ5本の串が刺さっております。
ルーツは違いますが、厄除けの言われなどあり家内安全のためほとんどの観光客は買って変えられます。
もちろん味も絶品で価格も安価です。
【魅力-4 キメ細やかなホスピタリティー】
今回法多山を訪れてみて純粋に驚いたのは、スロープや手すり、休憩所が至る所にあり、しかもそれらが綺麗に保たれているということです。
神社といえば、数十、数百の歴史があるため併設している施設にも歴史を感じますが、こと法多山では入念な手入れが行き届いており、参拝客のことを気遣っているというところが非常に魅力だと感じました。
確かに法多山は広大な敷地面積を誇り、お年寄りや足腰の弱い方が行くには不安もありますが、車いすなど上手く利用すれば参拝も比較的容易になると思います。
これは環境に対して使うには少しスケールが違う気もしますが、おもてなしの心を感じました。
以上が法多山の魅力の数々です。
冒頭でもご説明しましたが、神社参りはいつでも良いのです。
法多山は1年を通して豊かな景観に恵まれておりますので、近くを訪れた際に行ってみるのも良いかもしれません。
【法多山詳細】
所在地:〒437-0032 静岡県袋井市豊沢2777
お問い合わせ番号:0538-43-3601
公式HP:http://www.hattasan.or.jp/