静岡スタイルは、静岡クレールに新しく変わりました!

ブームの兆し!? 四輪自転車『けんきゃくん』

【未曾有の高齢化社会】

高齢化の一途を辿る日本。静岡県も例外ではなく、およそ県民の25%強が65歳以上の高齢者であり割合的には4人に1人となるから驚きです。
高齢化は今後も留まることを知らず年々増加するでしょう。

今でも静岡県のあらゆり所に介護施設の名前を掲げた車両が道路を行き交い多くの方が福祉サービスを利用しています。
介護認定を受ければおよそどんなサービスでも受けることが出来ますが、介護認定を受けない65歳未満の人も、将来のことを懸念し「介護予防」なるものを実施しています。

そこで今回取り上げるのはそんな介護予防アイテムの一つ。いつまでも元気な体を維持継続したい人必見です。
ご紹介するのは世にも珍しい四輪自転車。
これに電動アシスト機能も付いているから尚珍しいです。

偶然にも私の親しい友人の一人が、老人介護の世界に身を置いているため、介護のスペシャリストが感じた商品に付いての感想と私なりの考察をまとめたいと思います。

この四輪自転車は、静岡県きってのモノづくりのまち、浜松の会社が考案、開発したものです。
自動車部品メーカーの共栄製作所です。
この会社が今まで築き上げた知識と経験を活かし、介護の領域に飛び込んできたのです。

さて、この会社が開発したけんきゃくんとは泣く子も黙る、電動の四輪自転車です。
恐らく世界的に見ても、こちらの商品しか無いのではないだろうか。
現在はその珍しさから特許出願中です。

では、なぜこのけんきゃくんがこんなに注目されるのか強みをご紹介していきます。

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【けんきゃくんの強み】

まずは何と言っても、偏に転倒の危険や不安が無いということでしょう。
従来の三輪自転車では普通に漕いでいても転倒などの不安がどうしてもつきまとい、精神的な負担が拭いきれませんでした。
しかし四輪ともなれなばワケが違い、仮に乱暴に運転したとしても転倒する危険が非常に少ないです。

介護サービスを利用されるご高齢者の中には、自転車での転倒がきっかけでADL(日常生活動作)が低下し歩行がままならなくなってしまったという方も少なくないです。
そのため安全性が確保されるけんきゃくん強い味方です。

また電動アシスト機能も重宝される理由の一つ。
けんきゃくんのバッテリーやアシストのシステムは中々凝っており、作りに惜しみがありません。

そのため弱、中、強の三段階ありますが、弱でもその力は顕著であり、強ともなれば、傾斜のついた坂道でも、スイスイと登ることが出来ます。
乗り方にもよりますが、フル充電でおよそ30キロの走行が可能にあり、その距離はおよそ静岡ー藤枝間にも相当します。

またバッテリーは取り外しが可能で、充電は家庭のコンセントから出来るので、機械が苦手な方にも安心です。

ただし、利点があれば汚点も有ります。
ここではそれも包み隠さずお伝えしていきます。

けんきゃくんリーフレット入稿OL表-cs5

【けんきゃくんの弱み】

まずはメンテナンスが大変だということ。
けんきゃくんには普通の自転車と違い、豪華にもディスクブレーキが4枚も搭載されています。
自動車部品メーカーだからこその緻密な設計です。

しかしこのディスクブレーキというものが時に厄介であり、汚れが溜まりやすいです。
そのため定期的に掃除をしてやらなかったり、油をさし上げないと、異音等のきっかけになりかねません。

また、ハンドルの位置やデザインが変わっているため、最初は違和感があると思います。
このハンドルに慣れてしまえば運転はさほど難しくないと思いますが、車の運転が苦手な女性なんかは理屈が理解できなくなり、運転が困難になってしまうでしょう。

それと何と言ってもそのお値段がネック。およそ23万円。自転車として、また今まで出来なかった安全な外出ができると思えば安い買い物かもしれませんが、一般的な考え方に乗っ取ると手が出しづらいかもしれません。

それとこれは個人的な感覚なのですが、カギが付いていないということ。
普通の自転車といえば、ハンドルロックや前輪にロックが出来るように設計されていますが、けんきゃくんはそのカギがありません。

日本的に見てもまだまだユーザーは少ないので注目を浴びる事間違いなしです。
中には羨ましく思う人もいると思うので、セキュリティーはしっかりしておきたいところ。

以上がけんきゃくんのメリットとデメリットです。
将来性に期待できるため、まだまだ研究開発の余地はあると思うので、今後もこの商品に付いて見守っていきたいと思います。

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ただし、この商品を使用することで、見えていた景色が変わるのは事実だと思います。
外に出られる喜び、風を感じ、光を感じられる嬉しさ。
ペダルを漕いで、気分のリフレッシュと丈夫な体の維持に励んでいきましょう。

けんきゃくん公式HP
https://www.kenkyakun.com/