静岡スタイルは、静岡クレールに新しく変わりました!

静岡の伝統正月料理

■おせちの季節

2015年ももうひと月を切りました。これからの時期、世の中はクリスマスだ年末商戦だと寒いにも関わらず浮かれ気味です。
しかし、わたしたち日本人にはもう少し先にも大切な行事が待っていますよね。

そうです、年越しとお正月です。そしてそのための準備も欠かせません。

お正月の準備と聞いて、まず思い浮かぶものの中に「おせち」があります。おせちといえばかつては各家庭でお正月へ向けて作り、お重に詰めていた物ですが、平成も27年が経った昨今、おせちは百貨店や料理屋から豪華な物を買うという風潮も主流になりつつありますね。

実際、検索サイトに「おせち」と打ち込んで検索すると、通販ページがずらりと引っかかります。

忙しい年の瀬、時間のかかるおせち料理を作っている暇なんてないのも確かです。しかし、新年への願いが込められた縁起物のおせち料理、全ては難しいですが一品くらいは作ってみたいものですね。

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■静岡県伝統のおせち

おせち料理といえば、黒豆、栗きんとん、紅白なます、数の子、伊達巻きなどが思い浮かびます。
しかしこのおせち、実は、各地域ごとにも差があるのだそうです。

静岡のおせちについて調べてみました。

・ブダイの煮物……ブダイは冬になると海藻をメインに食べるようになるので、臭みが消えて身が美味になるのだそうです。伊豆の方では釣果としてもお馴染みのようですが、どういった縁起を担いでいるのかはよくわかりませんでした。

・わさび漬け……ザ・静岡名産というやつですね。ツンとした独特の風味は正月のお父さんたちのお酒のお供に最適ですね。また、わさびの殺菌効果により、日持ちが大切なおせちの中に入れるのもわかるような気がします。しかし縁起物なのかは疑問です。

■静岡のお雑煮

全国各地で味の違う正月料理と言えばやはりお雑煮ですよね。
味付けが醤油なのか味噌なのか、餅の形は丸いのか四角いのか……他にもたくさんの地域差があります。

さて、静岡のお雑煮にはどんな特徴があるのでしょうか。

・味付け……醤油味の関東風ですね。

・餅……関東風な角餅(切り餅)の地域が多いですが、大井川の下流部地域では丸餅なのだそうです。不思議ですね。川の流れにそって関西の文化が流れてきたのでは、という説もあるようです。

・煮方……関東風では、餅を焼いてから煮て、餅が溶けないようにするすまし仕立てが主流のようです。しかし、静岡県の伊豆地方を除いた多くの地域では餅をそのまま煮て、汁を濁らせる作り方をしています。関東風の餅を、関西風に調理するということですね。

・具材……京菜(水菜)とサトイモに大きく二分されるようで、山間部はサトイモ、海側は京菜が多いのだそうです。

ちょっと地域差がありすぎてよくわかりませんね。
ということで、例として静岡市のお雑煮を調べてみました。レシピがいくつかあったのですが、それらを総合すると、

「醤油ベースの汁に大根や人参などの根菜、京菜を入れ、焼かない角餅が溶けるまで煮込んだもの」

で場合によっては静岡おでんのように鰹節や青のりをまぶしていただく、ということでした。静岡人にとって鰹節と青のりはもはやなくてはならないソウルフードなのでしょうか……。

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ということで、静岡のおせちとお雑煮についてまとめてみました。
特に静岡雑煮についてはたくさんのレシピがありますので、普段料理をしない方も今年のお正月はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。