静岡スタイルは、静岡クレールに新しく変わりました!

静岡市茶手もみ保存会 煎茶

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先日、駿府天下泰平まつりで「手もみ茶体験」をしてきました!
静岡茶というのは現在ほとんど揉捻という作業を器械で行っています。
手もみというのは、生のお茶を蒸して、冷やした後に行われる工程で手作業だととても時間が掛かり体力が必要です。
転繰揉みと呼ばれる手もみ作業は、茶葉を針のように細くする意味もあるようです。

職人が4時以上掛けて手もみ作業を行っても完成する茶葉は僅か数百グラム。
荒茶(サイズがバラバラの茶葉)を商品化すると、より完成した重さは減ってしまいます。
そのため、時間や手間が掛かりすぎるので職人が減ってしまっているのです。

ただし、手摘み・手もみの茶葉は格別品質が高く、静岡市の煎茶の品評会などでも入賞するようなクオリティです。

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静岡茶というのは、大きく分けて本山茶と川根町に分けられます。
他にも清水、朝比奈、天竜、掛川、遠州などでも作られています。

今回お茶作りの体験をしたのは本山茶というお茶です。
本山というのは、静岡市の北に位置する山間部で傾斜がある茶園が多いです。
高低差と、昼と夜の温度差によって爽やかな清涼感のあるすっきりとした味わいになります。

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購入した手もみ茶はこのような、細い針のような形状になっており美しく練られています。
ぱっと見だけでも、普段飲む機械で揉捻した茶葉とは異なるのがわかります。

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この茶葉は品評会の提出用ということで、とても品質の高い仕上がりになっています。
抽出の温度は低く、1煎目は60〜70度が良いと言われました。
温度が低いほど、カテキンなどの渋みが出にくく、テアニンなどのアミノ酸成分が出ます。

2煎目以降は少しずつ温度を上げて、抽出時間を長くしていくのが良いですね。
ただ、個人的に思うには煎はそれほど効かず、3煎目までがおいしく飲める感じです。

それ以降は茶殻にポン酢を掛けて食べるとおいしく頂けます!
初めは微妙だなぁと思って食べてなかったのですが、勧められてためすと生の野菜のような旨味があり、本当においしくいただけます。
手摘みで余計な茎がはいっておらず、丁寧に作られているためおいしく茶殻まで食べられるのですね。

静岡の手もみ茶。
多くの人が手に取っていただくことで、残していける文化だと思うので
興味があれば是非とも静岡の手もみ茶を購入してみて下さいね!