やぶきた茶の原木
2015年9月1日|
静岡市谷田にある県立美術館前の通りに「やぶきた茶」の原木を見ることができます。
あまり知られて居ないのですが、有度に住んでいた篤農家(農業技術者)である杉山 彦三郎(ひこさぶろう)が自身の土地の竹やぶを切り開いた時に、茶樹から優良品種を選抜し、竹やぶの北にある茶樹を「ヤブキタ」と名づけたそうです。
霜に強く他の茶樹よりも収穫が早いという特徴があり、静岡県の奨励品種に指定されました。
そこから他県にも普及して今では「やぶきた茶ブレンド」が緑茶流通量の80%以上を占めています。
緑茶ペットボトルの原材料にも用いられ、今では誰しもが飲むようになったのです。
静岡では緑茶専門の”喫茶店”というのは少ないですが、静岡駅から徒歩3分の地下道に「一茶(いっさ)」という静岡茶商工業協同組合の運営する静岡茶専門店があります。
500円と700円のメニューがあり、500円では袋菓子付き
700円のメニューでは下の写真のような上生菓子が付きます。
茶葉はもちろん静岡で取れた物だけで、生産者から選ぶことができます。
メニューにも”やぶきた”など品種が書いてあるので、友達と行って飲み比べなんかもいいですね。
上生菓子はお店で中々食べれないので、とても贅沢な気分になれます。
一茶(いっさ)
〒420-0851
静岡県静岡市葵区黒金町49−1
電話:054-253-0030